Windows Media Player 12でファイルサーバ上のファイルをDLNAで共有する@Windows7

※Flashやmp4などもトランスコードで再生するため、PS3 Media Serverに乗り換えました

Windows 7 にはWindows Media Player 12 (以下WMP12)が付属していて、これを使用することで、DLNAに対応したクライアント(maznはPS3やbraviaなどを所有)で音楽や動画、画像などを共有することができます。

WMP11でもDLNAサーバーにできたのですが、Sony braviaはmpeg2しか対応していないため手持ちの動画を再生するにはmpeg2に変換する必要があったのですが、WMP12では動画を変換しながらbraviaに転送してくれるため、わざわざ変換せずに楽しめます。これでわざわざPS3を起動して音楽や動画を楽しんでいたのが、テレビだけで楽しむことができます。それに今まではPS3 Media Serverを使っていたのですが、braviaで音楽を再生すると早送りができませんでした。しかしWMP12では普通に可能です。

DLNAを楽しむには、WMP12でストリームを許可にする必要があります。Windowsのファイアウォールを使っている場合、デフォルトではファイアウォールでクライアントからのアクセスが拒否されていますが、WMP12のストリームオプション一覧に出てくるクライアントを許可にすることで、クライアントからアクセスできるようになります。

しかし、ファイルサーバ上のファイルをライブラリに入れてもなぜかクライアント側で表示されません。調べて見たところ、どうもファイルサーバーなどのネットワーク上のファイルをDLNAで配信するには、ライブラリの監視対象にしないといけないようです。

監視対象に入れるには、ツールバーのファイルから(ツールバーを出していない場合は、再生や書き込みのタブの左側辺りを右クリック) ライブラリの管理から設定できます。

ライブラリに追加後は追加したフォルダ配下のファイルがスキャンされて、自動的にライブラリに追加されます。

あと、コントロールパネル→管理ツール→サービスを開いて、”Windows Media Player Network Sharing Service”のプロパティで、ログオンのタブからファイルサーバにアクセスできるアカウントを指定する必要があるかもしれません(多分必要)。

WMP12の面白いのは、普通はPS3やbraviaのようなクライアントからアクセスするのですが、WMP12からbraviaに音楽や動画を流し込むことができます。つまりWMP12上の動画などを右クリックし、リモート再生を選択すると、テレビの画面が勝手に切り替わり、選択した動画が流れ始めます。

== 2009/11/14追記==

WMP12が対応していないフォーマットを再生するためにffdshowやK-Lite Codec Packなどを入れても、WMP12 ではffdshowのcodecが使用されないようです。WMP12でffdshowを使用させるにはレジストリを弄らないといけないようですが、これをやってくれるソフトWin7DSFilterTweakerというのがあるらしいです。これでWMP12で一応再生はできるのですが、本来WMP12が対応していないフォーマットは動画として認識されず、その他のメディアとして認識されます。そのためかDLNAで配信できません。何か良い方法がないでしょうか?

== 2011/4/30 追記  ==

flashやmp4もトランスコードしてBRAVIAで再生したいので、PS3 Media Server に乗り換えました

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