Linuxカーネルはモジュール型であるため、Linux起動時に必要なモジュールはinitrdの中に入れておかなければなりません。initrdとは/boot/initrd-2.6.18.img のようなファイルで、mkinitrdコマンドで作成できます。
このファイル、実はcpioでまとめられ、gzipで圧縮されているだけです。なので以下のようにすることで展開できます。
# cd /tmp/ # zcat /boot/initrd-2.6.18.img | cpio -di
中のファイルが見たいだけの場合は以下の通りです。
# zcat /boot/initrd-2.6.18.img | cpio -tv
中身を見てもらえるとわかりますが、モジュール(.koファイル)やinsmodコマンドなど、最低限必要なものが入っています。