アプリケーションの追加と削除@RHEL5

RHEL5からはパッケージ管理のフロントエンドがyumになってしまったため、リポジトリの設定を行わないとCDやDVDからアプリケーションの追加や削除ができません。 RHELのDVDをリポジトリとして設定するには、以下のように行います。

まず、/mnt/dvd にDVDがマウントされているとします。この時/etc/yum.repo.d/にrhel-dvd.repoというファイルを作成し、以下のように記述します。

[RHEL5 DVD]
name=RHEL5 DVD
baseurl=file:///mnt/dvd/Server
enabled=1
gpgcheck=0

以上でアプリケーションの追加と削除を選ぶと、インストールしていないrpmも表示されます。

なお DVDではなくCDの場合、1枚目を使用します。
1枚目のCDにすべてのCDに入っているRPMの情報が入っているので、検索・参照はできますが2枚目以降のRPMはインストールはできません。また下記の追記のように、メディアから直接インストールするには少し手順が必要になります。

追記 (2008/4/10)
この設定でyumコマンドを使って、rpmファイルを検索することはできますが、いざインストールしようとするとエラーになってしまいます。原因はDVDの中に入っている情報(repomd.xml)で、RPMの取得先が固定されているからです。そのため、RHEL5のDVDから直接インストールするには、createrepoコマンドを使って、リポジトリの情報を作成してあげる必要があります。もちろんDVDは読み込み専用なので、リポジトリ情報はローカルのハードディスク上に作成し、rhel-dvd.repoのbaseurlをこの新しい情報に変更してあげる必要があります。

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