Glaxy-SIIIのrootをとったので、個人情報を守るためにも、Xprivacy というセキュリティアプリを導入してみます。

似たようなアプリとして、LBE Privacy Guard や、PDROID といったソフトウェアがありますが、中国製であまり信用できなかったり、インストールが大変だったりするので、Xprivacyを使ってみます。

なお、端末を壊す可能性があるので、導入は自己責任でお願いします。

 

Xposedのインストール

Xprivacy は Xposed というアプリのモジュールとして動作しますので、まずはXposed をインストールします。 XposedInstaller_2.1.4.apkをダウンロード、インストールし、Install/Update をタップし再起動します。簡単ですね。

== 2014/6/29 補足 == ※ XposedInstaller 2.6.1 だと、Install/Update が成功せず、強制再起動してしまいます。2.6.1 の場合は、Install/Update方法が選択できて、zipからInstallを選択すると成功します。

xpposed-install

 

Xprivacyのインストール

githubにあるインストール手順を参考にインストールしていきます。

まずは、XPrivacy_1.5.apk をダウンロードし、インストールします。今回はバージョン1.5を使いましたが、バージョンアップは頻繁にされているようなので、最新版を選べばよいと思います。

Xposed アプリを起動し、Xprivacy モジュールを有効にします。

xprivacy-install

つぎに、Xposed_fix_4.1.zip をダウンロードし、内蔵ストレージのルートディレクトリに置きます。必要なファイルはAndroidバージョン毎に異なりますので、注意してください。私のAndroid バージョンは4.1なので、Xposed_fix_4.1.zip を使っています。

 

root 取得する際に使った、CWMリカバリー(cwm_for_sc06d.tar.md5)をodinで焼いて、リカバリーモード(ボリューム上+ホームボタン押しながら電源ON)で起動します。こんな画面になったら成功です。

CWMrecovery

このようにドロイド君の画面の場合失敗です。odinで焼き直して再チャレンジしましょう。

fail-recovery

CWMリカバリーの起動に成功したら、"install zip from sdcard" を選択し、"choose zip from sdcard"から、内蔵ストレージにおいたファイルXposed_fix_4.1.zipを選択します。完了後、"+++++Go Back+++++"で戻り、"reboot system now"で再起動しましょう。

 

Xprivacyの起動

Xprivacyのアプリを使ってみます。起動したらこのような画面が出てきます。xprivacy-main

デフォルトでは、システムアプリは表示されないようですね。とりあえず、DayWeekBar アプリを入れてみたので、このような画面になっています。

 

設定画面はこのような感じです。IMEIとか電話番号の欄を指定すると、アプリに制限をかけたときに、この偽の情報をアプリに伝えることができるようです(未確認)。

システムアプリをフィルタのチェックを外すと、システムアプリも個別に設定できるようになるようです。上級者向けモードにチェックを入れると、フィルタリングできる権限が増えるようです。

xprivacy-setting

メイン画面に戻って、制限したいアプリのアイコンをタップするとこのような画面になります。チェックを入れると権限を制限できるようです。三角形の"!" アイコンがついているのが、アプリが実際に使おうと試みた権限です。

xpposed-app

どのような権限を抑止できるかの詳細は、ここに一覧がありますので参考にしてみてください。素人だと関数名だけでは詳細がわからないのですが有名なアプリは推奨の設定も載っていますので参考にしてみてください。