※いろいろやった結果のまとめは一番下です。
Galaxy Sを手に入れたので、b-mobile の低価格データ通信専用sim U300を使ってみました。
ベストエフォート 300kbps だけれど、Webをちょっと見たりするには十分なのですが、docomoの時はGoogle マップを立ち上げるとすぐに近くのマップが表示されるのに対し、このsimを使うと、なぜか検討違いの場所が表示されたり、制度が悪かったりする。
調べてみたら、どうやらデータ通信用simは A-GPS というのがGPSの補助的な機能がデフォルトで使えない模様。こういうときは、Gps status というアプリを入れるとうまくいくとのことで、試しに入れ、メニューで AGPSデータのダウンロードをして、無事位置を確認できました。 → 一番下のまとめの通り、設定を変えるとこの操作も必要ないようです。
ただし、このソフトは立ち上げっぱなしにしておいて、定期的にGPSのデータを自動で更新させるようにしておかないといけないみたいだ。
参考 : http://yoshibook.blogspot.com/2010/09/b-mobilea-gps.html
== 2010/12/29 追記 ==
精度が悪くて少しずれるならともかく、表示位置がいきなり全然違う場所に飛んでしまうことが多々発生。b-mobile の simが原因かと思い、docomoのsimに入れ替えても同様の事象が発生。使い物にならねぇー。
以下のページに記載されているように、GPSのテストモードというのがあるらしいが、docomo版だと使用できず orz
== 2011/1/4 追記 ==
今まで成功したように見えていたのは全て幻のようです。GPSでまったく測位できていなく、ワイヤレスネットワークで大まかな位置が測位できていただけのようです。
3GをOFFにし、galaxy s を再起動、GPSが確実に入る場所で、GPS Status起動し、AGPSのデータをダウンロードし、根気よく一度GPSの測位ができるまで待つと、その後マップでもうまくGPSをつかめるようになりました。でも、アプリ起動後は数十秒測位に時間がかかっています。
ワイヤレスネットワークでの位置測位はOFFにしています。ONにすると最初の大まかな位置を特定するのは早いのですが、その後現在地が全然違う場所に飛びまくります。
== 2010/1/5 追記 ==
ワイヤレスネットワークをOFFにすると、現在地が飛ぶことはないですが、やはりGPSの電波を細くできても、測位に時間がめちゃくちゃかかります。電車に乗っているとさらに顕著です。10分以上かかることもしばしば。どうにかしてください。> docomo & samsung
== 2010/1/10 追記 ==
まとめ
次ページにいろいろやった結果のまとめます。
LbsTestModeとgpssetupを以下のように設定しました。
まず、注意点ですが、LbsTestMode で Application Settings を実行すると、変更していないパラメータを勝手に上書きするようですので、LbsTestMode は gpssetup の前に実行してください。
LbsTestMode および gpssetup の開き方ですが、マーケットからLauncherPrというアプリをインストールします。インストールすると、デスクトップにショートカットを追加するときに、"Activities"という項目が出てくるので選択します。選択後少し時間がかかりますが、 さらに"LbsTestMode" の "com.sec.android.app.lbstestmode.LbsTestMode" を選びます。
同様の方法で"GpsSetup2"の"com.sec.android.app.GpsSetup2.GpsSetup" を選びます。
これで、デスクトップ上に二つのショートカットが追加されました。
次に、LbsTestMode を起動し、"Application Settings" を選択します。私は以下のような設定にしました。赤字が覚えている変更箇所です。
Settings Parameter Settings Address Server Type @ UMTS SLP + 1X PDE 1X MPC Address Type IPv4 @ URL IPv6 Address @ dcm-supl.com:7275 + supl.google.com:7276 ← b-mobile では必須? Start mode Start Mode Cold Start @ Hot Start SSL Enable SSL Disabled @ Enabled SSL Type @ VerSign Thawte CMCC Spirent Test Equipment Thales Test Server CMCC Test Lab BMC Test Lab Google Server Position mode Position Mode option1 (STANDALONE) @ option2 (STANDALONE, UP MS BASED, UP MS ASSISTED) + option3 (STANDALONE, 2G CP MS BASED, 2G CP MS ASSISTED, 3G CP UE BASED, 3G CP UE ASSISTED) Fix Request Settings Session Type Latest Position + New Position @ Tracking Download Session Operation @ Standalone MS-based MS-assisted Number of Fixes @ 999999999 Time between fixes @ 0 + 1000 Session Timeout (sec) @ 1000 + 3600 Accuracy (meter) @ 50 + 100 Server Option @ Default Local Commands Get position TTFF test NMEA log gpsOne XTRA Xtra Enable @ Disable + Enable Trigger Download
以上で、再起動します。
この設定で、GPS Status というアプリで状態を見ていると、GPSが5個ぐらい見える状態で、位置測定が30~50秒ぐらいで完了しました。GPSが3個ぐらいしか見えないとだめなようです。一度測位すると、次回からは数秒で測位できます。
LbsTestMode の "Delete GPS Data" を実行すると、完全に初期状態に戻るようで、測定にまた30~50秒ぐらい必要になりました。
しかし電車の窓側では測位できませんでしたorz
なお、GPS Status のアプリでA-GPSをダウンロードしないといけないと書いていましたが、 dcm-supl.comがdocomoの回線からしか接続できないのが(多分)原因のようで、これをgooleにしたことによって、特別にダウンロードしなくてもよいようです。