Fedora 17を19にアップグレードする

Fedora 17 のサポートが気づいたら終わっていたので、最新の19にアップグレードしました。ちなみに、Fedora 19へのアップグレードは、17以降でないとだめなので、16以前のFedora を使っている場合は、17までアップグレードしておく必要があります。

必要なファイルはバックアップしておきます。私の環境はVMwareなので、仮想マシンのイメージ丸ごとバックアップしました。

次に、rpmnew ファイルや rpmsave ファイルを整理しておきます。

# find /etc /var -name '*?.rpm?*'

上記コマンドでrpmnewファイルが表示されたら、今のファイルのバックアップをとり、必要に応じて差分を反映しておきます。

次に不要なパッケージを削除しておきます。不要なファイルは下記のコマンドで検索できます。

# package-cleanup --leaves

問題なさそうならば一気に削除しましょう。(問題ないかどうかの判断は難しいですが・・・)

# rpm -e `package-cleanup --leaves | sed '1d'`

削除に、もう一度検索し、他に表示されないかもう一度確認しておきます。他に表示されたら必要に応じてもうちど削除しましょう。

 

最後にアップグレードです。fedupツールを使います。
※ 最初、preupgrade コマンド使うと私の環境では再起動後インストールが始まらず、失敗しました。再起動後にマウスカーソルしか表示されなかったので、GUIが立ち上がらないのが原因かと思い、vmware本体やvmware-tools をアップデートし、vmwareのディスプレイの設定で、3Dアクセラレーションを無効にしました。preupgradeが原因なのか、これらの設定変更が有効に働いたのかは追求していませんが、同じ状況に陥った人がいれば試してみてください。

# yum instlal fedup

私はGUIを使ってないので、cli版のコマンドでアップデートします。

# fedup-cli --network 19 --debuglog /root/fedup.debug.log

ネットワーク経由でダウンロード、インストールが始まります。

コマンドが正常終了し、手動で再起動すると、Upgrade ・・・  というのがGRUBの起動画面の先頭行に表示されるので、これを選択するとアップデートの続きが始まります。終了まで1時間以上かかりました。

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました