Firefox でファイルをダウンロードしようとすると、なぜか保存ダイアログが開かずダウンロードができません。Firefoxのエラーコンソールに以下のように表示されていました。
エラー: [Exception... "Component returned failure code: 0x80004005 (NS_ERROR_FAILURE) [nsIHelperAppLauncher.saveToDisk]" nsresult: "0x80004005 (NS_ERROR_FAILURE)" location: "JS frame :: file:///C:/Program%20Files%20(x86)/Mozilla%20Firefox/components/nsHelperAppDlg.js :: anonymous :: line 492" data: no] ソースファイル: file:///C:/Program%20Files%20(x86)/Mozilla%20Firefox/components/nsHelperAppDlg.js 行: 492
エラー内容を見てなんとなく気づいたのが、実はこのFirefoxは他の環境から移行するために、プロファイルをコピーして使用しているのが原因なのではと思いました。
どういうことかというと、Firefoxのオプションで”ファイルごとに保存先を指定する”を移行前の環境で使用していました。この設定だと、Firefoxは最後に保存したフォルダを覚えていて、次にダウンロードしようとした場合、デフォルトでそのフォルダを保存ダイアログで開こうとするのが原因です。例えばここでD:\download に保存していた場合、この環境のプロファイルを新しい環境にコピーした際、新しい環境にD:\downloadが存在しないとエラーになるようです。
回避方法は、Firefoxのダウンロードの設定を”次のフォルダに保存する”で、実在するフォルダを一度指定してあげるとOKです。