lsコマンドは、ディレクトリやファイルの種類によって、表示に色をつけることができます。しかし、ターミナルによっては見にくい場合があります。変更方法は、/etc/DIR_COLORSをホームに.dir_colorsとしてコピーし、編集します。
$ cp /etc/DIR_COLORS ~/.dir_colors $ vi ~/.dir_colors
.dir_colorsには、以下のようなコメントがあります。
# Attribute codes: # 00=none 01=bold 04=underscore 05=blink 07=reverse 08=concealed # Text color codes: # 30=black 31=red 32=green 33=yellow 34=blue 35=magenta 36=cyan 37=white # Background color codes: # 40=black 41=red 42=green 43=yellow 44=blue 45=magenta 46=cyan 47=white
表示の属性(太字や点滅)、テキストの色、背景の色が上記のように定められています。例えば
DIR 01;34
は、ディレクトリは01=太字で、34=blue(青)で表示を意味します。よって、これらの設定を好みの設定に変更します。
設定変更後、反映するには、以下のコマンドを打ちます。
$ eval "`dircolors.exe ~/.dir_colors -b`"
常に反映したい場合は、上記コマンドを~/.bashrcなどに書き込んで、ログインの度に設定が反映されるようにしましょう。