通常日本でPCを購入すると、日本語版のWindowsが付属してきます。
しかし、日本在住の外国人などは英語表示の方がよい場合があります。Windows 7 の上位バージョンであるUltimate版は、さまざまな言語表示に対応しているようで、インターフェースを全て英語にすることが可能です。
試しに、Windows 7 RC版でやってみました。
通常インストールした場合は、こんな感じで、もちろん全部日本語です。
これを英語にするとこんな感じになります。
最初から登録されている日本語のブックマークのタイトルなどはもちろんそのまま日本語で残りますが、Windowsそのものの言語は全て英語になっているのがわかります。残念ながら、ログイン時の「ようこそ」の表示は日本語でした。ログインはパスワードを入力するだけなので、それほど支障はないと思います。
地域と言語の設定の、”管理”のタブでようこそ画面の言語まで変更できました。英語にしたい場合は、英語表示のユーザでログイン後、”Control Panel”から”Region and Language”を選択し、”Administrative”のタブで”Copy Setting”をクリック後、”Welcome screen and system accounts”にチェックを入れてOKすると、ようこそ画面も英語になりました。
なお、この言語の設定はユーザ毎に設定できます。なので、日本語ユーザと、英語ユーザ、その他の言語ユーザなどが一緒に一つのPCを使うことが可能です。
通常Windows PCを購入すると、Home Premiumがインストールされていることがほとんどで、ビジネス用途や一部のPCにはおそらくProfessioanlがインストールされているぐらいで、さらに上位のUltimateは見かけません。しかし、Windows 7には、Home PremiumからUltimateへアップデートするパッケージがありますし、オンラインでもアップグレード可能です。
http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/windowsanytimeupgrade/overview.mspx
普通にUltimateを購入すると4万円近くかかるのに対して、Home PremiumからUltimateへアップグレードする場合は1万円台なので、かなり経済的なので、すでにWindows 7のPCを持っている人はアップグレードをするのがお勧めです。
※Windows XPやVistaからのアップグレード版とは別なので、間違えないでください。
言語の表示はコントロールパネルの、「表示言語の変更」から行います。以下の言語に対応しているようですが、 インストールされていないので、インストールが必要です。
アラビア語、ブラジル系ポルトガル語、ブルガリア語、、繁体中国語(香港)、簡体中国語、クロアチア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、エス トニア語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、ヘブライ語、ヒンディー語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、韓国語、リトアニア語、ノ ルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語、セルビア語(ラテン)、スロバキア語、スペイン語、スウェーデン語、タイ語、トルコ 語、ウクライナ語、繁体中国語(台湾)。