ICチップ付きクレジットカードの安全性

最近はクレジットカードにICチップがついていて、店頭での決済時に暗証番号を求められ場合があります。

このICチップ付きのクレジットカード、クレジットカード会社は安全性の向上って謳っています。確かに偽造防止には役に立つかもしれませんが、実は多くのクレジットカードは暗証番号で不正に使用された場合は保証の対象外にしています

いままではサインをしていて、不正に使用された場合は保険などで全額保証されていたのが、ICチップを導入してクレジットカードユーザに責任を押しつけようとしているとしか考えられません。

悪事を働こうとしている人にとって、サインを真似るのと、4桁の番号覚えるのはどちらが容易いでしょうか?言うまでもなく4桁の番号のはずです。それに、店頭での番号入力の環境は決して良いとは言えません。つまり、ICチップの安全性というのはクレジットカード会社にとっての話で、ユーザにとっては安全性は大幅に悪化しているのです。クレジットカード会社の自己中的な発想ですよね。ユーザのことを考えると、間違ってもこんなルールにならないはずです。

ICカードを使って暗証番号を入力させる+今までの署名といったルールで、不正利用を保証してもらわないと、バカなユーザばかりではないので、そのうちクレジットカードの市場が小さくなり、最後にはクレジットカード会社は自分達の首を絞めることになるかもしれません。

私は今までこのことを知っていたのにもかかわらず、仕方なく暗証番号を使っていました。が、やっぱり納得いかないので、ICチップがついていないカードに変更を検討中です。

タイトルとURLをコピーしました