Windowsにはオフラインファイルという機能があります。この機能を用いることで、ネットワーク上で共有されているファイルをローカルにキャッシュして、オフラインでも使うようにすることができます。
再びネットワークに繋がった時に、オフラインで変更したファイルは同期することができますが、一部のファイルは同期できません。これはグループポリシーで設定されているようで、slm mdb ldb mdw mde pst db? といった拡張子のファイルが対象のようです。
よって、グループポリシーエディタで変更できます。グループポリシーエディタは以下のようにして開きます。※gpeditコマンドでも起動できます
- [ファイル名を指定して実行]を開く
- 「mmc」と入力し[OK]ボタンをクリック
- コンソール画面で[コンソール][ファイル]→[スナップインの追加と削除]を選択
- [スナップインの追加と削除]の[スタンドアロン]で[追加]ボタンをクリック
- [グループポリシー]を選択し、[追加]ボタンをクリック
- [グループポリシーオブジェクトの選択]で、[完了]ボタンをクリック
- 追加を完了したら[スタンドアロンスナップインの追加]ダイアログで[閉じる]ボタンをクリック
- スナップインの追加と削除]ダイアログで[OK]ボタンをクリック
左のペインで管理用テープレートのネットワークのオフラインから、「キャッシュしないファイルを指定する」を有効にし、例えばmd5だけ除外したい場合は、拡張子に”*.db?;*.ldb;*.mde;*.mdw;*.pst;*.slm”を指定します。
そして、一度ログインし直すと全てのファイルが同期できるようになります。
参考 : http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/578offlf/offlf_02.html