vncのサーバにvncviwerで接続する時に、
$ vncviewer サーバ名:ディスプレイ番号
といった風にディスプレイ番号を入力します。ディスプレイ番号はvncserverを起動した際に表示されるやつです。
$ vncserver New 'X' desktop is hostname:1 ← これ Starting applications specified in /etc/X11/Xsession Log file is /home/mazn/.vnc/hostname:1.log
これでvncserverは5900+ディスプレイ番号のTCPポートで待ちます。※すでにvncserverが立ち上がっている場合などは:2のようにインクリメントされていきます。
Debian etchの例 $ netstat --tcp -lpn | grep 5901 tcp6 0 0 :::5901 :::* LISTEN 14372/Xrealvnc
SSHやiptablesなどを使ってvncサーバへの接続をポートフォワーディングした際、任意のポートに繋ぐ必要が出てきます。このような場合コロン二つ” :: “を使用して、任意のポートに接続できます。
例えば、ルータでポート4000がvncサーバにポートフォワーディングされている場合以下のようになります。
$ vncviewer ルータIP::4000
ちなみに、Linuxに搭載されているvncやリモートデスクトップのフロントエンドのクライアントkrdcでは、”::”を認識出来ないようです。
参考 :VNCのインストール