広告削除ツールとして有名なFirefoxアドオンのaddblock plusで正規表現を使う方法です。
通常フィルタを追加するときは、
ads.hoge.com/*
といったフィルタを追加すると思いますが、ここで使っている * は何にでもマッチする文字列を表すので正規表現ではなく、単なるワイルドカードです。つまり通常のフィルタはそもそも正規表現フィルタとして動作しません。
※ 正規表現では * は直前の文字の繰り返しなので、 ads.hoge.com/////// といった文字列を意味しますよね
Javascriptを普段使っている人にとっては常識かもしれませんが、正規表現を使うには、”/” で囲む必要があります
たとえば、ads.hoge.com/1234 や ads.hoge.com/5432 はフィルタしたいが、ads.hoge.com/a1234 はフィルタしたくない場合、ワイルドカードでは表現できません。このときは、最後が数字の場合だけフィルタしたいので、
/ads.hoge.com/[0-9]*/
と入力します。
※正規表現の基本は他のウェブページを参考にしてください。
さらに、画像ファイルのみをフィルタすることもできます。adblockの機能を使って、最後に$imageをつけます。
/ads.hoge.com/[0-9]*/$image
と記述すればOKです。これはフィルタ作成画面右側にマウスで指定することもできますので、クリックしてみてください。
ちなみに、上記のフィルタを入力すると、”正規表現として解釈されます”という警告がでます。正規表現使うと処理が遅くなるようなので注意してください。